整流胴

風管で最も大きな断面を有した区間が整流胴です。 ここでは3列のスクリーン(冷却コイル前方に1列、ハニカム整流格子後方に2列)とハニカム整流格子により整流を行い、冷却コイルにより気流の温度上昇を抑制しています。 風速並びに温度の分布を均一にすると共に、気流の乱れを整える等、風洞性能を大きく左右する区間であり、十分な容積を確保しています。
スクリーン
スクリーン(冷却コイル前方)
冷却コイル前方のスクリーンは、温度分布の均一化に大きな効果を発揮しています。
ハニカム整流格子後方の2列のスクリーンは、風速分布の均一化に効果を発揮しています。
冷却コイル
冷却コイル
大きな胴断面(7.75m×7.55m)と多水量方式(Δt=2.5℃)のクーリングシステムにより、気流の温度上昇を抑制する(25±2℃)と共に、良好な温度分布を確保しています。
ハニカム整流格子
ハニカム整流格子
厚さ200mmのハニカムは、整流と共に、斜流除去に大変有効な働きをしています。

縮流胴

計測胴に良質な気流を送り込む最終関門です。 大きな断面の整流胴との関係から8.3の大きな整流比を確保したことと、経験に基づく理想的なカーブで構成したノズル形状により計測胴に大変良質な気流を送り込みます。
縮流胴

クーリングシステム

屋外に設置するシステムは夜間電力で作った冷水を大型蓄熱槽に蓄える方法により、熱源設備容量や受電設備を小規模に抑えた省エネルギー設備としています。
クーリングシステム
クーリングシステム概要
・成層式蓄熱槽の採用により以下の機能を達成
①低負荷時にも送水温度が安定
②熱源容量の50%低減
③夏季プルダウン時間の短縮
・冷却コイルへの多水量少温度差(Δt=2.5deg)共有により風洞断面温度分布の均一化を達成